高卒 就職したいがどうすればいい
高卒 将来性のある仕事に就職したいがどうすればいい?
高卒という学歴で就職活動をする場合、できるだけ安定した大手企業、または将来性のある仕事で就職したい、という方も多いと思います。
令和2年は例年とは違う就活になっているため、もしかすると高卒で就職が決まらない方もいるかもしれません。
高卒後、フリーターをしつつ就職活動をする場合、就職したいがどうすればと悩む方もいるようです。
高卒でも大手企業に就職する道はありますし、こうした状況ですから将来性のある仕事で就職したい、という方も多いのではないでしょうか。
どういった就活の方法があるかをご紹介します。
高卒で就職先をお探しの方、短期離職などで転職活動されている方もぜひご参考になればと思います。
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この記事の目次
高卒後、将来性のある仕事に就職するためのポイント
高卒後、お金を稼ぐためにフリーターをしながら就職を目指す方も多いと思います。
ニートでいるのもどうかな・・・少しでも家にお金を入れたいし、ということでアルバイトをスタートする人。
親からゴロゴロしてないでアルバイトでもしなさい!と言われてアルバイトを始めた人。
いろいろなケースはあるかなと思います。
高卒フリーターから正社員への就職は早めに目指した方が良いです。
生涯賃金にかなりの差が出てきますからね。
高卒新卒で就職活動をする時は、何かと制限も多く自主的に就活をしてきたとはいえないかもしれません。
しかし、高卒後は就職活動の仕方がまるで変わってきます。
高卒フリーターの就職活動で変わること
高卒フリーターとして就活をする場合、就職活動で不利になることも多いため長期戦になる可能性も最初から覚悟しておく必要もありますし、
・就活に関すること全てを自分で準備しなくてはならない
・同時進行で複数の企業に応募することが早期に就職するために重要
といったことも新卒での就活とは違ってくる部分でしょう。
企業の採用担当者の考え方も個人差はありますが、現状では中途採用を行うとほとんどの応募者の学歴は「大卒」です。
高校卒業後の就活は中途採用を狙っての就活になります。
応募する求人によっては、大卒の人、業務経験ありの即戦力の人がライバルとなってきます。
高卒の自分を採用するメリットをしっかりとアピールすることが、内定獲得のためにとても重要になってきます。
高卒後の就職活動、どんな就職をしたいかを考える
どんな会社、どんな仕事に就職したいかを改めて考えてみることも大切です。
高校生の頃の就活では、就職担当の先生もいましたし、親とも相談することも多く自分主体で決めてきたかどうか、自信が無いという方も多いのではないでしょうか。
高卒後、就職について考え方が変わる人も少なくありません。
今の自分がどんな会社に就職したいと考えているか、どんな将来を思い描いているか、どんな仕事が自分に合っているか、などについても改めて考えてみることが大切です。
自己分析を改めてしてみる
就職活動をする場合、高卒、大卒、大学中退など経歴に関わらず自己分析が大切ですね。
自己分析をしっかり行うことで、自分に合っている仕事、適性のある仕事も探しやすくなりますし、どんな職種を中心に求人を探していけば良いかの基準にすることもしやすくなりますよ。
自己分析がちゃんとできていない場合、やりたい仕事だと思っていた仕事が、実は自分には合わない仕事だった、
「今の仕事が面白くないから辞めたい」
という気持ちに早々になってしまう可能性もあります。
高卒の早期離職率
高卒の離職率は高い、と言われます。
学歴別に3年以内の離職率を比較すると、
・大卒者の早期離職率 32%
・高卒者の早期離職率 39.2%
となっています。
(2019年秋の厚生労働省発表より)
ちなみに、学歴別の早期離職率については昔から「七五三現象」といわれてきました。
・中卒 約7割
・高卒 約5割
・大卒 約3割
という離職率です。
実際、中卒者の早期退職は今でも非常に多いです。
自己分析がしっかりとできていない場合、ミスマッチでの早期退職の傾向が強くなってしまいます。
高卒の早期離職、原因として多いのは次のような理由です。
・労働時間・休日・休暇の条件が良くなかった
・人間関係が良くなかった
・仕事が自分に合わない
・賃金の条件が良くなかった
人間関係については就職して実際に働いてみないと分からない部分も大きいですが、そのほかに関しては情報収集の不足、仕事が合わなかったことについては自己分析の不足も関係あるといって良いのではないでしょうか。
就職したら、正社員として長く働いてしっかりとキャリアを積みたいですよね。
それに早期離職という職歴はその後の転職活動で不利になります。
高卒、早期離職、という履歴書は非常に不利です。
どんな会社、仕事で就職したいか優先順位をつける
高卒で就職先を探す時、希望条件がいろいろとあると思いますが、全てを満たせる会社はありませんし、求人に応募して採用される保証もありません。
良い会社、と思える会社はやはり競争率も高くなる傾向があり、内定を貰える可能性は低くなってしまいます。
応募者が大卒が多かったり、第二新卒、即戦力が多いとなると高卒の応募者は採用選考が厳しくなりやすいです。
とはいえ、就職にあたっては「どこでも良いから就職したい」ではなくて、優先順位をつけて応募をしていくようにしたいですね。
・給料・福利厚生
・仕事内容
・労働環境・勤務時間
・仕事のやり甲斐・将来性
・勤務場所
など就職先を考えていくと、いろいろな希望が出てくると思います。
譲れない希望条件、優先度を下げても良いものを明確にしていくことが就職活動では大切になります。
高卒で大手企業に就職したい場合
何かあったらすぐに倒産しそうな中小企業、零細企業ではなくて、経営が安定している、内部留保が多そうな大手企業に就職したい、という高卒の方もいると思います。
高卒でも大手企業に就職しやすいところとしては、以下などがあります。
・自動車メーカー
・製造業
・IT企業
・ハウスメーカー・不動産会社
・建設会社
・運送会社
・保険会社
などが挙げられます。
中途採用で高卒OKで多いのはやはり営業職でしょう。
営業職の求人、IT業界の求人に関しては高卒やフリーターといった方の就職支援に特化している就職エージェントを利用して求人を探すことも可能です。
でご紹介していますが、こうした就職エージェントを利用することで、
・高卒、フリーター歓迎の正社員求人を紹介してもらえる
・就職アドバイザーからサポートを受けられる(面接対策など)
・企業側との調整も行って貰えるので楽
・短期間で内定獲得の可能性あり
・内定率が高い
・大手企業の求人が見つかることもある
といったようなメリットがあります。
大手企業によって高卒OKで募集する職種が異なりますので、希望の職種かどうかは情報収集が必要です。
高卒の就職、将来性のある仕事って何?
将来性のある仕事で就職したい、といった場合には次のような職種が良いかもしれません。
・ITエンジニア
・WEBクリエイター
・病院医療職
・営業職
・介護職
・保育士
待遇はどうか、といったことは考えず将来も需要が高いであろう職種をいくつかピックアップしてみました。
将来的に需要が減っていく業界で働く場合、待遇は確実に悪くなっていくでしょうし、いざ会社が倒産して再就職、となった場合に経歴があまり評価されない可能性が高いです。
需要が高い仕事の場合には、基本的に人手不足ですから人材に退職されないために待遇が改善されていく可能性が高いです。
そういった考え方から、自己分析によって自分がやりたい仕事も考えて、就職活動をすることも重要です。
将来性のある仕事
高卒から就職を目指す場合には、将来性のある仕事に就きやすい職種もありますし、就職を目指すのが難しい職種があることも事実です。
ここでは、そうした事情はあまり考えずに「将来性のある仕事」をご紹介したいと思います。
基準としては、
・AIが代替するのが難しい仕事
・社会的にニーズが無くならない仕事
・将来にわたり成長業界と見込める
・人手不足
といったことを考えてご紹介しています。
先ほどは、
・ITエンジニア
・WEBクリエイター
・病院医療職
・営業職
・介護職
・保育士
をご紹介しました。
それ以外の仕事でピックアップしていきますと、次のような仕事が将来性のある仕事としてご紹介できるかと思います。
・クリエイター職
・WEBマーケター
・コンサルタント職
・カウンセラー職
AIが変わることができない仕事、かつ人材需要が伸びると考えられる仕事といえるでしょう。
WEB業界は成長していますし、新たな職種も生まれています。
広告費も伸びていますし、まだまだ将来性のある仕事でしょう。
未経験者歓迎の求人も多いですし、高卒以上で応募可能な正社員求人も多いためおすすめの就職先でもあります。
高卒 将来性のある仕事に就職したいがどうすればいい?まとめ
高卒後、就職したいがどうすればいい?ということで色々とご紹介しました。
高卒という経歴から、就職が不利になるケースも多いとは思いますが、求人の探す場所を選ぶことで、書類選考の通過率を上げたり、内定率を上げることができます。
あえて、大卒者や第二新卒、即戦力の応募者も増える求人サイトを利用する必要はないと思います。
を活用しての就職活動もお考えになってみてください。